Skip to main content

イメージタグ vs ダイジェストを理解し、:latest タグは注意深く利用する

一段落説明

本番環境で、セキュリティと安定性を重視するのであれば、「利便性」はベストな決定要因ではないかもしれません。:latest タグは Docker のデフォルトタグです。これが意味することは、明示的なタグを追加し忘れた開発者は誤って新しいバージョンのイメージを latest としてプッシュしてしまうかもしれないということです。latest タグが最新の本番環境のイメージとして利用されている場合には、意図しない結果を招く可能性があります。

コード例:

$ docker build -t company/image_name:0.1 .
# :latest イメージはアップデートされない
$ docker build -t company/image_name
# :latest イメージはアップデートされる
$ docker build -t company/image_name:0.2 .
# :latest イメージはアップデートされない
$ docker build -t company/image_name:latest .
# :latest イメージはアップデートされる

他のブロガーが言っていること

Vladislav Supalov のブログより:

一部の人は、:latest タグは直近でプッシュされたバージョンのイメージを指していると思っています。しかし、そうではありません。

Docker success center