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ミドルウェアを分離してテストする



一段落説明

ミドルウェアはシステムのごく一部であり、Express を起動させる必要があるため、多くの人はミドルウェアのテストを避けます。しかし、どちらの理由も間違っています ー ミドルウェアは小さいですが、すべて、あるいはほとんどのリクエストに影響を及ぼすものであり、{req, res} という JS オブジェクトを取得する純粋な関数として簡単にテストできます。ミドルウェア関数をテストするためには、その関数を呼び出して、関数が正しく動作していることを確認するために、{req, res} オブジェクトとのやり取りを(例えば Sinon を使用して)スパイするべきです。node-mock-http というライブラリは、これをさらに発展させ、{req, res} オブジェクトの動作をスパイしながら、そのオブジェクトに要素付けします。例えば、res オブジェクトに設定された http ステータスが期待値と一致しているかどうかを判定することができます(下記の例を参照してください)。



コード例: ミドルウェアを分離してテストする

// テストしたいミドルウェア
const unitUnderTest = require("./middleware");
const httpMocks = require("node-mocks-http");
// Jest シンタックス、Mocha における describe() と it() と同様
test("A request without authentication header, should return http status 403", () => {
const request = httpMocks.createRequest({
method: "GET",
url: "/user/42",
headers: {
authentication: ""
}
});
const response = httpMocks.createResponse();
unitUnderTest(request, response);
expect(response.statusCode).toBe(403);
});